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藤布(ふじぬの)の糸ができるまで

今回は、藤布の糸ができるまでについて書きたいと思います。まずは藤刈りから始まります。藤の蔓を採集します。たっぷりと水を含んで皮が剥ぎやすくなる四月ごろに刈り取ります。大樹にからみつくようにして成長している藤蔓を採集するには、山深く分け入り時には木に登って切り取らなければなりません。日本の原始布の中では、工程に最も手間がかかるといわれるのはこの採集の困難さもあるといわれています。採集した藤蔓は、すばやく表皮を剥ぎます。重みのある金づちでゆっくり蔓を叩き、剥ぎやすくしたのちに引っ張るように剥いでいきます。固い鬼皮を剥ぐと白い繊維部分が露出します。その中皮(アラソ)を剥いで乾燥させます。灰汁(あく)煮きで煮上げたら出来るだけ低水温の水で洗い、灰汁を落とします。根元から先へ何度もしごいて洗ううちに、余分な細かい繊維や汚れが落ちていきます。繊維を裂いて一日に積(う)める量はわずか10匁(もんめ)(37.5g)です。糸の太さを吟味して、結び目を作らずに積(う)んで1本の糸に仕上げます。帯1本分の糸を作るのにおよそ3ヶ月かかります。時間と手間のかかる工程からは想像が出来ないほどの自然の温かさや優しさを持つ藤布は、力強く美しい魅力は今も昔も変わりません。参照 「きもののたのしみ」アシェット婦人画報社

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